身体を許してから3回目のデートの時も、店が終わってから男に送ってもらい車の中でキス。
僕が目撃したあの夜だ!
翌日は子供たちと遊びに行く約束をしていたため、そのまま家に帰るつもりだったようだが、男の「車の中で少しだけ一緒に」という言葉でカーセックスをするかも…と感じ一旦家に帰ってシャワーを浴びた。
男の好みの服に着替え、車で近くの暗がりへ…
男に愛撫され身体が熱くなり、そして初めて男のモノを咥えようとした時に僕からの電話で水を差されてしまった。
その時はビックリしたのと同時に邪魔されたという残念な気持ちが少しあったそうだ。

家に帰って僕に事の真相を問い詰められていた時も、身体の火照りは収まっていなかったらしい。
僕が前戯もなしに挿入した時、すんなりと受け入れたのはそのせいだったのか…

僕の目の前で男の携帯に「家庭があるので、これ以上の関係は続けられない」旨の電話を入れたが、僕がシャワーをしている間に仕事用の携帯から男に「さっきはごめんね…少し我慢して」と電話をしたそうだ。
男は「大丈夫。かえってスリルがあって余計燃えるよ」と答えたそうだ。
その時妻は既に私の知っている妻では無くなっていたのだろう…

僕が単身赴任している間「週に3日くらい友達の経営するレストランの手伝いをしている」と言っていたが、実は僕が帰省する第2週の週末だけ店を休んで幸せな妻を演じ、他の週は水商売をそのまま続けていたのはなぜだろう?
何がキッカケで妻は変わったのか? 妻はどのように変わってしまったのか? 妻が話す言葉の裏側にある真実を僕は知らなければいけないと感じた。

妻は細かい描写の告白をとても嫌がったが、僕が「離婚だ!子供たちともお別れだ!」と脅しをかけて、事細かな質問にも正直に答えるよう強制すると(子供たちと離れたくない一心からか)僕の質問に素直に答え始めた。
「感じたのか?」等の質問をするとコクッと頷く妻を見ると、今まで知らなかった妻の本性が少しづつ見えてきた気がした。

つづく